タイ渡航記

【2022年3月タイ渡航記】帰郷

Gumがタイへ帰国した。一旦は兄の家にまた居候することになった。


以前からGumに歯科矯正をやり直したい、止めるならボンドで開いてしまった前歯の隙間を埋めたいと私は聞いており、私のかかりつけの歯科へ連絡して質問を何度かしていたが、相手は事務員のため明確な回答が得られなかった。見積も取り外しだけなら2万円と連絡を受けたが、その後の隙間をどのように治療していくのかを相談することはできなかった。メールでやり取りするに何日もかかってしまい、Gumの前歯の隙間は更に広がってしまったように見えた。


虫歯なら健康保険が効くが、審美的な意味合いが強い矯正は保険が適用されない。今流行りのマウスピース式なんてのもネットで見てみたが、最低でも数十万円は掛かるようだった。確かにそれを優先させるならその費用を捻出出来る。しかしそこに集中してしまったら後の生活は成り立たなくなる。Gumの日本への呼び寄せで既に数十万失っており、それに歯科矯正で100万円近い費用を追加ですぐに捻出できない。


本来なら結婚前に結納金や品をそれなりの金額を渡すのが筋なのだろうが、私にはそれが出来なかった。GumもGumの兄もそれを要求しなかった。やれることはやってきたが、普通の生活以上のレベルの治療まで、今の私の実力では賄いきれなかった。


ちょうど日本側の水際対策が緩和されるような噂が出始め、タイ側のThailand passも受付を再開したことでGumを一旦タイへ帰らせようと事を進めていく中で、私も貰える休暇を消滅寸前まで今まで引き伸ばしてきており何度か渡航を試みたことがあったが、昨年Gumを入国させるときに迎えに行く時は会社側では既に渡航は可能になっていたが私は休職中だったため、そのルール変更を知ったのは復帰した1月中旬以降のことだった。1月に復帰した際ルールの変更資料を見て、PCの画面をぶん殴ってしまいそうな程、苛立ったことを鮮明に覚えている。


遊びだけでタイへ行くわけではないのに、何故法律以上のルールを私は守らなければならないのだろう。何故結婚するために彼女の家族に挨拶へ渡航することすら自分は許されないのだろう。自分が好きで休んだわけではないし、少なからず会社内で嫌がらせや虐めはあったのに、何故自分だけ損や嫌な思いをして自粛や渡航禁止のルールに付き合わねばならないのだろうと何度も何度も頭の中を過り、復帰後も眠れない日が続いたが、体調が悪いとも言えずにそのまま我慢して過ごしている。


繰り返しになってしまい申し訳ないが、今回日本側の水際対策が大幅に緩和されたこと、私は比較的早めに2回目のワクチン接種を終えていたため、3回目のワクチンが日本ルールの6ヶ月以降のルールでも接種可能になっていたこと、最初は3日の自主隔離も覚悟していたことから、会社へ渡航予定の報告も何度もすることになってしまい、更にマネージャーと一緒に厚労省や会社ルールのすり合わせまでして、やっと許可が下りた。その時はありがたいと思ったが、私は私なりに今まで頑なにルールを守ってきた。今後も渡航するにあたり、こういう報連相が必要なことを考えてしまうと、そうおいそれと次回以降渡航する気になれない。


他の人は普通に土日含めて平日5連休をとって9連休にして台湾に旅行(コロナ前)しているのに、何故自分は交代勤務で指定休日2日か3日と有給2日程度の4日や5日でしか渡航出来ないのだろうと感じていた。結局職場に気を使って連続休暇が取りにくい環境であることと、コロナ後の変な(誰がいつワクチン打つ、ワクチン打つから製造ラインを止めるなど)同調圧力がとても強くあり、少なくとも昨年末まではとても渡航なんて言える状態ではなかった。


私も最初に渡航の計画をした時は、3日の自主隔離を含めた計画にしていた直後、タイ側の5日目のPCR検査がATKと自主報告で良くなり、日本側も3回ワクチンを接種済みでコロナ対象国でない国からの帰国の場合は待機なしになったことから、それならワクチンを接種してしまった方が実質3日間長く渡航出来る。ここでまた計画を練り直して会社に報告。正式に渡航許可が下りたのは渡航2日前だった。このような気苦労を今後したくないため、今回が実質最後の渡航になるのではないかと、自己暗示するようにもなってしまっていた。もちろん金と時間があれば行くのだろうけど。


残りの有給休暇も少なかったため、2月27日に予定していた市内の大規模接種はGumの空港への付き添いに副反応で悪影響が出ることを恐れ、キャンセルしてしまった。その後近所のかかりつけ医でファイザーを3月末で予約するも、その後3回接種済みなら待機なしの情報が入り、またリスケ。私の渡航前に県内で接種できる会場はないか探し、偶然Gumの帰国がその日の夕方の便だったことで、午前中に接種できれば無駄に有給休暇を取る必要がなかったため、空港とは逆方向だったが大規模接種を予約した。


念の為Gumの帰国日、つまり私の接種前日は、接種会場近くのホテルへ前泊することにした。前泊なしだと往復で150km以上車を運転しなければならなくなるからだ。この日Gumの3回目の接種券が郵送で送られてきたが、予約は翌々日が最短だったため、Gumの分は予約出来なかった。(後にバンコクで接種できたので問題なし)


当日ホテルを出て車で接種会場へ向かい、特に問題なくモデルナを接種できた。今までの2回がファイザーだったため、副反応が一番強い組み合わせで不安だった。案の定発熱、接種箇所の筋肉痛に3日程悩まされたが私の出国までには何とか収まった。


接種後すぐに車で自宅へ戻り、軽く休憩してから最寄駅から列車に乗った。Gumはこの日新幹線は初めてでとても楽しそうにしていたのを思い出す。

私の手が映ってしまいすみません

品川駅で新幹線を降り、JR山手線で日暮里駅まで。京成スカイライナーにも乗せたいと思ったからだ。私も乗ったことがなかったので楽しみだった。しかし品川から日暮里まで20分以上かかるため、あまり便利に感じなかった。都心住まいの方なら良いのだろうけど…

日暮里駅エスカレーター
京成スカイライナー内。今度は私が窓側

ここで一つ失敗してしまう。乗務員がここの席は…と聞いてくるので事前に購入していたチケットの写しを見せると、何と一本後の列車のチケットだった。たまたまこの列車で予約している客がいなかったので、そのままで大丈夫だと言われた。次回から気をつけよう。日暮里駅から成田空港まで35分で到着してしまい、とても早いと感じた。今まで品川からNEXや京成の普通列車しか利用したことない私はとても驚いた。


成田空港に到着し、今回はJALなのでT2のカウンターへ行ってみると、まだ客はほとんどいない状態だった。カウンターの外でJAL便ならどれでもチェックイン出来るような案内の仕方をしていた。

数名搭乗客が並んでいたのでそのまま待ってGumの順番になると、チェックインはお済みですかと聞かれていいえと答えると、先に機械でチェックインして欲しかったようだったw 私はこのチェックインの仕方をしたことがなかったので、少し新鮮に感じた。ここの写真の機械を使用してチェックインする必要があったようだ。

この機械を知らないでぼーっと待っている図w

結局受付の方に操作を教えてもらいチェックインしながら、私はGumの必要書類を相手に渡して確認してもらった。特に抜けや漏れはなくそのままチェックインは完了し、スーツケースを預かってもらった。ここで4時過ぎ。私は5時20分発のNEXで帰る予定。それまでGumと昼食のため2階のレストランで休憩した。レストランはコロナの影響で出来合いの物しか食べられなかった。私はカツカレー、Gumはパンケーキを注文して食べた。その後お互い長距離の移動で疲れたね程度の話だけした。


この時は私の方がまだ会社から渡航許可を得られていない状態だったので、とにかくGumを帰国させることだけで必死だった。単にThailand passを申請して専用ホテルやPCR検査の予約をするだけだが、その手続きを全て私がしなければならず、時間も取られて確認も何回もしなければならない。本当に神経がすり減る気持ちだった。


あっという間に時間は過ぎてしまい、Gumを荷物検査場所へ連れて行きそこで別れた。


Sou sou.

Kob khun ka.

Gumはワイをするが、その場で私を見たまま、なかなか中へ入っていかない。私がその奥へ入っていけると思っていたようだった。

俺はその先へは規則上行けない。俺のことは大丈夫だから、早く行けよ。あんちゃんが待ってる。

私はそう日本語でいい、Gumは多分意味がわかっていないが、雰囲気的に理解できたと思う。そして持たせたメモをイミグレで必ず見せろと伝えた。その紙にはGumはみなし再入国許可の手続き方法を知らないため、イミグレの職員にその旨を伝え、項目にチェックを入れるところがある。それをイミグレの職員に理解させるために私が持たせたメモだ。


しかしそれも在留資格がある期限までだ。それを過ぎてしまったら「みなし再入国許可」の効力はなくなってしまい、Gumを再び日本へ入国させるためには、また1からやり直しになってしまう。それを避けるためにも何とか早めに日本へ戻せるようにしなければならない。


意味を理解したGumは中へ入って行き、私もGumの姿が見えている間はそのまま立って見ているようにした。特に荷物検査も問題なく奥へ進んでいったので私は再度手を大きく振り、Gumも気付き返してくれた。安心した私は近くで見ていたJAL職員に会釈しその場を去った。


その後バスでT1のコインロッカーで私の分のスーツケースを預けたのだが、結局空港近辺に前泊したので、成田周辺のホテルならT2で預けた方が時間的効率は良かったと後で知ることになる。


私は再びT1からT2へバスで戻り、地下の駅からNEXへ乗って品川で新幹線に乗り換えて20時頃帰宅した。

この日の便はバンコクから成田へ戻る前に既に1時間ほど遅延していたようで、朝からメールで50分の遅延確定の連絡が来ていた。結局その後も50分遅れて出発しそのままバンコクへ到着したようだった。Gumがバンコクへ到着したのは現地時間の0時前だった。到着後LINEで写真を数枚送ってくれた。

ホテルに到着したのは深夜1時過ぎだったらしく、PCR検査は翌朝8時。結局ホテルを出られたのは午後8時だった。とんでもなく時間がかかってしまった。この時予約したホテルはSkhumvit soi11のあるホテルだった。食事は朝だけだったが快適に過ごせたと話していた。


こうして何とかGumを帰国させることが出来た。その時の私はワクチン接種直後で発熱しながらもGumから貰ったタイレノール錠をがぶ飲みして解熱させ、何とかなっていた。翌日は在宅勤務、翌々日は出社し渡航計画の報告と共有をし、ここでやっと正式な渡航許可が下りた。出発2日前で生きた心地がしなかった。この時点で私のPCR検査も郵便局員の不手際により、3月3日に到着出来るはずのものが3月4日着になってしまった。3日の朝に渋谷に到着していたのに、局員が3日着を4日着に書き直してしまったことで、渋谷で検体が一泊してしまった。


こんな検査も、もういい加減やめにしても良いのではないか。RT-PCRでなければダメ、抗原定量検査ではダメな理由がわからない。PCRは費用が高価だ。病院やクリニックの暴利になってしまっている。木下を見習えと言いたい。海外渡航で木下の検査がダメなら、なぜ木下が羽田空港でPCR検査を受け付けているのか不明。有効期限も書いてあるし、名前も英語表記、パスポート番号は日本側の入国時は必須だけど、タイ側は別に必須でないと思ったが違うのだろうか。そこはOKな人もNGな人もいたということで、確実を求めるなら各自直接タイ大使館や航空会社に問い合わせて欲しい。

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